この春は鎌倉で一ヶ月余りを過ごしました。
その間に、仕事で気功レッスン、アロマセラピー、ヒーリング、東洋医学の講習会をさせていただきました。また気功の試験を鎌倉の生徒さんたちと共に受けました。気功のことはまた別のブログにさせていただきます。
短い期間ですが、アロマやヒーリングを受けに来てくださった皆様ありがとうございました。
特にこの春は、ほとんどのお客様にアロマ(ホットストーン)にレイキをセットでさせて頂きましたが、お客様から思いがけず嬉しいご感想を頂いたりもしました。私自身もレイキについての新しい気づきがありました。そしてお客様とお話する中で、またトリートメント中に感じた静かな感動がありました。
まだまだ心も技術も足らない自分ですが、これからも心を澄ませて、何かを感じ取り、それに的確なものを返していけるようになりたいと思います。
また今回は、ひどく打撲されたお客様がいらして、緊急でお作りしたブレンドオイルが、予想以上に効果を発揮してくれたという嬉しい出来事もありました。その後、私も重いドアに指を挟みかなりの痛みでしたが、その精油をつかって驚くほど早く治りました。自然は偉大ですね。。
精油といえば、3月の初めにふらりと江ノ島に立ち寄ったとき、植物のいろんな香りに出会いました。島に入ったとたん春の訪れを告げる沈丁花に迎えられ、頂上の公園では、黄色いヒイラギ南天からのジャスミンのような甘い香りに迎えられました。そして、枝も葉もほとんどなく完全に枯れたかのように見える楠がなぜか気になり近づくと、春の陽を浴びた樹皮から樟脳のようなクスノキの香りが漂っていました。自分は生きているよと私に言ってくれたのかもしれません。
また北鎌倉のたからの庭のお掃除会の日のことです。シデコブシの花が青空をバックに白く輝いて咲いていましたが、その樹木を剪定した枝から、黒文字のようなスパイシーな芳しい香りがして、これもびっくり! 白い清楚な花と、そのインパクトのある香りがすぐには結びつきませんでしたが、「シデコブシは意外に黒文字と科が近いんだよ」という樹木医のみちくさ部長の言葉に納得。
人の気づかぬところで、ここでも植物の密やかな営みが行われていることを改めて知ったのでした。
アロマから植物まで、話が広がってしまいましたが、鎌倉での春の日々、
こうしてまた豊かな自然や人々と触れあうことができました。