Monthly Archives: 3月 2018

天神さまの梅

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家の近くに、生身神社という名前の神社があります。
生き身ってなんだか恐ろしい、、と最初思ったのですが、(^^)
ここは、菅原道真公がご存命中から、道真公を神としてお祀りしていたことが
その名の由来だそうです。

この地に住んでいた、武部源蔵という代官が道真公と交流があり、
八男をかくまい育てるよう道真公から命を受けた源蔵が、
ひそかに祠を建て、菅公を祀ったのだとか。

それ故、この神社は「日本最古の天満宮」であるとされています。
〔神社のパンフに書いてあります。(^^))

天満宮なので、境内には梅の樹がいっぱい。白梅、紅梅、黄梅など、種類も様々。
さすがに北野天満宮ほどのスケールではありませんが、
今日、小春日和に誘われて訪れるとちょうど満開で、いつもはひっそりしたお宮さんが、
年に一度の華やかさを迎えていました。

鎌倉の方は、もう梅は散って桜が咲いているでしょうね。。

明日から鎌倉に行き、気功の検定試験を受けたり、レッスン、
アロマトリートメントをさせて頂きます。
(気功レッスンのスケジュールは、気功のページをご確認くださいませ。)
(アロマは、今回から稲村ヶ崎のジオジオファクトリーを仮にお借りして施術させていただきます。)

皆様にお目にかかれることを楽しみにまいります。

10日余りの短い滞在は、すでに仕事や雑用で埋まりつつあり、
いつも鎌倉の滞在はあっという間なのですが、
よろしければ、レッスンなど仕事に関わらず、お気軽にお声をかけて頂けましたら幸いです。

宮島散歩と3月の予定

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皆様こんばんは。

国試の後、広島の実家の薬局の閉店の手伝いなどしておりました。
合間に、宮島を散歩しました。

宮島には弥山という山があります。神様の住む山とされ、
大聖院というお寺があるほか、不思議な巨大磐や、弥山特有の植生などがあり、
足を踏み入れると、いつも独特の雄々しいパワーに圧倒されます。

この度は、6合目まで昇ってくたくたになり諦めましたが、
それでも瀬戸内海を遠くの島々まで見渡せ、清々しい気持ちになりました。

下山して、昔からのお屋敷が残る通りを歩いていると、素敵なお茶やさんがありました。

玄関には、蝋梅が活けられ、芳しい香りを漂わせていました。
頂いたおぜんざいも甘さ控えめで美味しく、添えられた辛子菜も、
すっきりした辛みが心地よく、これ、庭で採れたんですよ、という
お店の方の言葉にもびっくり。しばらくお話していたら、
幸運にも裏庭を見せて頂くことができ、さらに感動。
立派な桜と泰山木の樹、そして裏山を上がると、さらにミモザの樹や見事な藪椿の老木、頂上からは、厳島神社の鳥居と、五重塔と海が見渡せる絶景でした。

秘密の花園に出会えたような、嬉しいひとときでした。
奥のお座敷には、立派なお雛様が飾られていて、
こういう素晴らしい文化が継承されている宮島の良さを
改めて知ることができました。

薬局の方も片付けが終わり、ようやく京都に帰りました。

来週には、久しぶりに鎌倉にまいります。
しばらく滞在して、気功の検定を受けるとともに、
気功レッスンやアロマトリートメントも行います。

スケジュールは、気功やアロマの頁をごらんください。

ご参加希望の方はお早めにご連絡くださいませ。
久しぶりに皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。♪

終わりと始まり

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皆様こんばんは。

オリンピックが終わりましたね。

ケガを乗り越えて、抱えて、力の限りを尽くす選手たちの姿に、私も心うたれ、勇気をもらいました。

閉会式の日、私も鍼灸の国家試験を無事終えました。

思い起こせば、ちょうど四年前のソチオリンピック、フィギュアフリーの日の朝、私の母が天に旅立ちました。自分を東洋医学や気功へ導いてくれた人であり、何より、病に苦しむ多くの人に寄り添い、癒すことに生命を捧げた人でした。哀しみの底にあったその夜、何度も転びながら立ち上がって金メダルを取った羽生選手の姿に、わたしは立ち上がる力をもらいました。

すぐ後の中国国際気功大会は、出場さえ断念していましたが、奇跡的な流れで参加。練習できないままぶっつけでしたが、震える脚で表演し、金賞、銀賞を頂きました。

そしてそのレセプションのとき、導引養生功の創設者の張広徳先生から頂いた言葉にも背中を押され、より深く東洋医学を学ぶ決意をしました。

それから四年、様々なことがありました。毎年のように身近な人の旅立ちもあり、また自分も鎌倉を離れて京都に移り、気功教室やアロマのサロンを休止することになってしまいました。(多くの方にご迷惑をおかけしました。)

これで良いのだろうかと悩みながらの選択を続けた数年でもありましたが、ようやく、一つの区切りを迎えたと思います。

ちょうど昨日は、その母と、父が営んできた漢方薬局が30年の歴史を閉じました。閉店を惜しむお客様が次々に訪れ、涙と笑顔とたくさんのお花に?包まれながらのお別れとなりました。

私にとっても心の支えになっていた薬局が無くなり、寂しさも込み上げますが、私も自分なりの方法を探しながら、皆様の健康と幸せに貢献できるよう、精進して参ります。

今後ともよろしくお願いします。