昨夜、久しぶりに京都に帰りました。
鎌倉よりまだ空気が冷たい気もしますが、今日は京都の二条城の桜も咲き、開花宣言が出ました。
私は京都市内には行けませんでしたが、近くの河沿いの桜並木がぷっくりと可愛い蕾をつけていました。この辺りは市内よりいつも遅れて咲き始めます。
代わりに黄色い菜の花が元気に咲いているのを見つけました。
そして日が暮れてくると、東の山際がぼんやり明るくなってきて
やがて橙色の満月が昇り始めました。
春は空気がすこしもやっと湿気を帯びているせいか、
月の周りの空がうっすらオレンジに染まり、
まさに春のおぼろ月夜。
これで近くに桜が咲いていたら最高だな。。と思いながら、
ふと円山公園の大きな桜の老木を思い出しました。
最後にその樹をみたのは、もう8年ほど前になりますが、その木は、全身の満開の花を重そうに抱えながら、でも月の光を浴びて雄々しく気高く立っていました。
あの樹は今年もまだ元気にその美しい姿をみせてくれるのでしょうか。。
それではまた。
鎌倉の椿のお話もまた追ってさせていただきます。