Monthly Archives: 10月 2022

茜に染まる

今日は、たからの庭で茜染のワークショップに参加させて頂きました。

教えてくださったのは、憧れの染織家、志村ふくみ先生の学校の方達。
志村さんの作品が大好きで、展覧会がある度に遠征したり、
京都の学校に見学に伺ったりもしていた私。
たからの庭でレッスンあると聞き、いてもたってもいられず。

この根っこが茜です。

真っ白な絹のスカーフが、染めを重ねるごとに赤みを増していき、
媒染を経て、最後の染めの後には、こんなに美しい色に。

たからの庭の井戸水で洗いました。
染めの水も庭の井戸水。
なんて贅沢なんでしょう

そして、初めて知ったのですが、ここの庭に、
日本茜が生えていたのです。

なんと豊かなことでしょう。
今や日本茜を見つけるのは大変なのに。。

今日染めに用いたのは西洋茜ですが、
いつか、ここの庭の日本茜で染めをできるといいね。。なんていう
夢のような話もでました。

そういえば、昔あるスクールで、京都の山奥に自生する、日本茜やその他の植物を集めて
染めをさせてもらったことがあります。

自然の色をいただく、そのときめきを思い出しました。

茜を煮出している時の香り、
まるで漢方のようで。

漢方薬に使う植物は、染めにも使われることが多いです。
植物の恵、はかりしれないですね。。

たからの庭を見守っているたくさんの椿は、
染めの媒染にも使われますし、、

と、妄想が広がってしまいました。

お家に帰ると、ちょうど夕焼け。まさに茜色。

自然の恵みを満喫させていただいた秋の1日でした。

養生功全国大会が行われました

皆様 こんばんは。

今日は雲ひとつない秋晴れでしたね。
今日は、導引養生功の全国交流大会が横浜で行われました。

導引養生功は、私がレッスンで主にお伝えしている気功で、中国の張廣徳という先生が
創始者です。北京体育大学の教授を長年務め、また中国健身気功の編纂にも関わられた方です。
先生は、若い頃に大病をされましたが、この導引養生功を編み出して見事回復され、
そして世界各国にこれを普及されました。

私も以前中国に行き、廣徳先生の講義を受けさせていただいたことがあります。
また、中国の国際大会で受賞させて頂きましたが、先生が、大会後の挨拶で、
『競技も良い、しかし一番大切なのは、気功が人々の健康と幸せに貢献することだ』
という意味のことを仰ったのをききながら、
自分も、より深い意味で気功を学び、また医療の勉強も始めようと決意したことを思い出します。

今日は、その廣徳先生の追悼式から大会が始まりました。
ご長男で、私たちを現在指導して下さっている玉松先生や、共に日本総本部を支えて来られた
神田先生などのご挨拶が続き、皆で廣徳先生の作られた導引養生功の歌をうたって、先生を偲びました。

例年と同様、指導者の先生方の表演や、個人表演、団体表演などで様々な功法が紹介されました。
また、玉松先生の特別表演や、静養功のワンポイントレッスン、養生功クイズなど、
見どころ満載の1日となりました。

いつもながら、90歳を超える参加者の方もいらして、改めて気功の健康効果を実感致しました。
この気功の良さを、皆様にもっとお伝えしていきたいという気持ちが湧いてきました。

コロナのために三年ぶりの開催となった今回、先生方含め、皆様が、再び集える喜びを噛み締めました。来年もどうか無事にまたこうして集まることができますように。

源氏山気功♪

皆様 こんにちは。
急に寒くなってきましたね。。

先週日曜は、快晴となり、数年ぶりの源氏山での気功をしました。
懐かしい方々も含め、4名の方がご参加くださいました。

寿福寺の美しい参道を通って、山道を登り、
見晴らしのいいスポットへ。

秋の山の気を胸いっぱい吸い込みながら
皆さんと気功をしました。

道すがら、金木犀の甘い香りが漂ってきて、
秋の幸せを満喫した1日となりました。

ご希望もありましたので、11月もまた開催させていただく予定です。
宜しければお気軽にご参加ください。
(雨天は中止となります。)

 

金木犀に包まれて

皆さまこんばんは。

ようやく秋らしい日々になってきましたね。

今日は北鎌倉たからの庭での気功レッスン。
清々しく晴れ渡り、木の葉の間から見る秋の空は、吸い込まれそうに澄んだ美しい水色でした。

たからの庭には、大きな金木犀の樹があります。
庭の主のような存在です。

夏は厳しい日差しから私たちを守ってくれていました。
その樹が、今たくさんのオレンジ色の花をつけ、
芳しい香りをあたり一面に放っています。

庭で気功をすると、その甘ーい香りが、身体中に吸い込まれて、
なんとも言えず幸せな気分になります。

一年で一番好きな季節かもしれません。

どうぞ秋の鎌倉に遊びにいらしてください♪