Category Archives: 旅、季節の写真

鎌倉で気功

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おはようございます。今日は重陽の節句。9と9 陽の数字が重なる日です。
これから菊の花を手向けに、京都のお墓参りに行って参ります。

さて、先日の鎌倉での気功その他のレッスンのお話をさせていただきます。

写真の一番最初は、季節外れの紫陽花?ではなく、玉紫陽花です。
鎌倉の野山によく咲いている花で、このお花に会うと、鎌倉に戻ってきたな〜という感じがします。清楚で可愛らしいですね。

次の花は、ちょっとわかりにくいですが、萩の花。秋の訪れを伝えてくれますね。
三番目の白い小さなお花が集まったのは、臭木だそうです。
最初、とても甘いジャスミンのような香りに気づき、でも葉っぱも違うしなんだろうー
と詳しい方にきいてみましたら、臭木とのことでびっくり。
臭いどころかとってもいい香り、と言ったら、葉っぱが独特の香りするんですとのこと。
葉っぱもかいでみたかったです。
臭木は、よく草木初めに使い、青い実で、綺麗な空色に染まります。
花がこんなに可愛くていい香りだとはしりませんでした。

あ、気功のお話です。
こんな素敵な秋の草花を眺めながら、すっかり道草しつつ源氏山を登っていって、
海の見える小さな空き地にたどり着き、集まってくださった皆さんと気功をしました。

(海の映った美しい写真は参加してくださったKayokoさんの撮影です♪)

お天気は、うっすら雲がかかり、海はすっきりとは見えませんでしたが、
湿り気を帯びた秋の山の空気がまた心地よく、
たくさん深呼吸して、気をたっぷりチャージしました。

今回は、いつもの気を採り入れる気功や、八段錦、
心をすっきり浄化する蓮の花の気功をしました。

源氏山の気功はそんな感じでしたが、
今回は個人レッスンのお申し込みも多数戴きまして。

別の日には、辻堂の素敵なサロンにお招き頂き、
森の中のお部屋で、ゆっくりと呼吸法を中心にレッスンさせていただきました。
ご自身がセラピストでいらっしゃる方で、
呼吸法のことはもちろん、気のお話、ヒーリングのお話など、
たくさんのことをシェアさせていただきました。

また、別の日は、稲村ヶ崎のジオジオファクトリーでも、レッスンさせていただきました。
お二人の方とゆっくり対話しながら、レッスンを進めていきました。
ジオジオの柔らかな空間の中で、とてもいい時間を過ごさせて頂きました。
その日は、台風が来て稲村ヶ崎の海は波が高く、たくさんのサーファーの方が訪れていました。

またアロマトリートメントの個人レッスンもさせていただきました。
基本的なトリートメントの手技に、東洋医学的な手技(ツボや経絡を使う)を
加えたものをお伝えしました。
その方もご自身がリフレをされている方で、お仕事のことなど伺い、
私も元気をいただきました。

まだまだお伝えしたいと思うことありましたが、
今日はこの辺りで。

皆様も素敵な秋の週末をお過ごしくださいませ。

宇宙と生物の神秘

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ハート好塩基球

大それたタイトルになってしまいましたが、

上の写真は先日の米国の皆既日食の写真。
徹夜でレポートと格闘していて、ふとCNN見たらちょうど生中継をしていました。
日蝕の始まる瞬間から、暗闇が徐々に空けてきて美しい”夜明け”に変わるまでを、
私も心躍る思いで眺めました。

米国中の人たちが、興奮してこの宇宙の神秘を一緒に眺めている様子は、
感動的でした。まさに分裂に悩む米国が再びUniteしたような歴史的な瞬間でした。

私は昔、フランスを西から東に電車に乗って横断したとき、偶然なのですが、
ちょうど皆既日食のルートに沿って移動したことがありました。
移動中もまだそのことに気づかず、
憧れのナンシー派美術館に着いたとたん、辺りが暗くなり始め、
皆既日食が始まったのでした。

オレンジの夕焼けのような空が、次第に碧に変わり、星がまたたき始め、
やがて、ほとんど夜のような闇が訪れ、その中に、神々しい光の輪をまとった黒い太陽が現れました。

オーララー〜!と騒いでいたフランス人たちも、その美しく神秘的な姿に、しばし言葉を失っていました。

やがて、地平線が少しずつ紅くそまり始め、赤からブルーのグラデーションが、やがてオレンジに変わり、ダイヤモンドリングを経て、太陽が再び光を取り戻し、鳥の鳴き声と共に”夜明け”が訪れました。

まさに宇宙の神秘としかいいようのない風景でした。

日本でもあと二十年近くたったら、皆既日食を見られる機会が訪れるそうですね。
またあの感動を体験できるでしょうか。。

下の写真は、昨日、学校の実習で顕微鏡の向こうにいた、ハートの好塩基球♡です。
好塩基球(という白血球の一種)は、数が少なく、見つけにくいのですが、
実習の最後にやっと遭遇。それもこんな可愛い♡でした。

宇宙の神秘は壮大ですが、微生物の世界もまた神秘的で感動に充ちています。
私はまだまだその入り口しか知りませんが、これからもっと、生物の奥深い世界を学んでいきたいと思っています。

今日も雑談になってしまいました。それではまた。

ようやくお盆休み。

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皆さま、ご無沙汰いたしました。
学校の前期がようやく終わり、短いお休みです。

お盆なので、母方の里に行って参りました。
昔、母が通った学校や、私が小さい頃遊んだ河、お宮さんなどがあります。
いつも来る度、心の故郷だなと感じます。

今日は、自家製の椎茸を甘辛く煮たのが入ったちらし寿司と、自家製のお豆の炊いたのと、山?でとれた柔らかーいミョウガの入ったお吸い物と、畑でとれた賀茂なすの田楽?と、自家製の梅ジュースと、、  採れたてお野菜の恵み一杯のご飯を戴き、お腹もこの上なく幸せで満たされました。

この地域は、京都の山深い盆地の気候で、夏は暑く、冬は雪深く、特に農家の方たちはなかなか大変ですが、この気候だからこその美味しいお野菜、お米、霧のかかる美しい景色があります。

いつまでもこの故郷が守られていくことを願っています。。

八月末から9月始めまで少しだけ鎌倉に帰ります。
わずかですが、気功レッスンいたしますので、よろしければ、気功ページをご参照くださいませ。

 

森の京都、海の京都。

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前回、雨の降らない梅雨、と題していたのが信じられないような、凄い雨が今日は降っていました。叩きつけるような振り方で、一時期、電波も届かなくなりました。京都の山奥ですが、ついこないだまでは猛暑、そして今度はこの豪雨。なかなか厳しい天気です。
でもこの厳しさのおかげで、他では見られないような力強い自然が見られたり、美味しい京野菜が食べられたり、良いこともいろいろです。
この地域は、その豊かな自然のために、昨年、京都丹波高原国定公園にも指定されたそうです。森の京都としてのPRも始まりました。

そして、もう少し北の京丹後もまた自然の美しいところです。こちらは、海の京都。日本海を臨み、天の橋立や伊根町の趣のある景色も有名です。
私も大好きなところで、天の橋立や、元伊勢神社、真名井神社などにも度々訪れています。

その京丹後に、先日、歌舞伎の坂東玉三郎さんがいらっしゃり、美しい舞を披露されました。踊る前の口上では、20分ほどお話をされ、京丹後の美しい自然、そこで守り継がれている絹織物のことなどについて熱く語って下さいました。

そして、その玉三郎さんが京丹後にこられるきっかけとなったのは、ある老舗のお店の創業者の方の熱心なお誘いだったことも語られましたが、偶然にも、その女性が、京丹後に安野光雅氏の美術館を作られたニュースを見たばかりでしたので、驚きました。京丹後の自然の中から美味しい和菓子などを作り出し、そこで得たお金で、京丹後に素晴らしい文化を残こす、、 思ってもなかなかできないことかと思いますが、本当に実現されているのが凄いと思いました。京都の自然と文化を愛してやまない気持ちが、その方を突き動かしているのでしょう。

私も京都を愛する一人として、ささやかでもいつか何かを残せたらと思います。
(もちろん鎌倉へのLOVEもたくさん心にあります♪)

 

 

雨の降らない梅雨

今年は、梅雨に入っても、青空と強い日差しが続いていますね。
ここ京都もまるで夏のようなお天気です。

そんな中、清水寺近くの霊源院というお寺に先週いって参りました。
紫陽花のように見えますが、これは甘茶(あまちゃ)のお花。
額紫陽花の変種だそうです。

この甘茶は、葉を乾燥させて煮出すと、甘みのあるお茶になります。
そのためにこの名前がつきました。抗アレルギー作用などもあるらしく、
健康茶として有名です。
でも飲んだのは今回が初めてでした。

少々苦みもありますが、一緒に出された塩芳軒さんの生姜のお菓子と一緒に戴くと、とても美味しくいただけました。

そういえば、お釈迦様のお誕生日を祝う花祭りでもこの甘茶が用いられますよね。こんなお味だったんですね。

先週ちょうど見頃だったためか、普段は静かなお寺が、凄い人混みになっていましたが、久しぶりに京都らしい風情をひととき味わうことができました。

今週くらいから、そろそろ京都の各地で紫陽花の花が見頃になっているようです。そう想いながら、今年は忙しくて、、しばらくお預けになりそうです。

ではまた。。

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初夏の京都と鎌倉

ご無沙汰しました。
あっという間に、夏のような毎日ですね。
ここ京都でも、連日32度、31度と干上がりそうで、
今日は、河の中で鹿が水浴びをしていました。

少し前のことをざっと振り返って書いてみたいと思います。

5月初めに、京都の神社とお寺を巡りました。
気功文化研究所の主催です。

下の一番初めの写真は玄武神社。玄武とはご存じの方も多いかと思いますが、
中国の四神の1つ。脚の長い亀に蛇が巻き付いた姿で描かれることが多いそうで、
この玄武神社にも亀の姿の像が祭られていました。
北を守る神とされており、確かに京都の碁盤の目の北の入り口を守る場所にこの神社があります。

また近くには大徳寺があり、その広い境内を散策して、黄梅院、瑞峰院、大仙院などに参りました。

新緑の中に、色とりどりの牡丹が咲き乱れる黄梅院は特に美しく、時を忘れてしまうようでした。副住職様が立ち止まってお話をしてくださいました。

最後に、今宮神社にも参りました。こちらはさほど有名ではないかもしれませんが、今パワースポットとしても注目を集めているとか。
実際にその場に身を置いてみると、新緑の清々しさのせいかもしれませんが、とても浄化されたような気持ちになりました。近江の日吉神社の神様ほか、多くの神様が祭られているので、そのお力なのかもしれません。またここは、周りより若干高い土地になっていて、それもここの気が周りと違う要因かもしれません。
先日ブラタモリで、碁盤の目の京都市内が普段生活する”この世”で、そこから一段高くなった清水寺は、”あの世”の入り口になっている、、というような話をしていましたが、今宮神社は、碁盤の目の北側で同じような役割を果たしているのかもしれないと思いました。(勝手な妄想ですが。。)

今宮神社を出たところに、あぶり餅やさんがあります。初めて食べてその美味しさにも大満足。この近くにいらした方は、ぜひお立寄りになってみてください。

 

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その後、連休に用事があって、ほんの短期間でしたが、鎌倉に参りました。

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気功の練習会も一日だけあって、由比ヶ浜のくるくるさんで、
初夏の草花に囲まれながら、皆様と気持ちよくレッスンをしました。

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そしてなんと早くも夏の風物詩、赤潮と夜光虫に遭遇しました。
去年も見ましたが、今回のは特別すごかったです。
真っ暗な夜の海に、青い龍たちが次々現れて走り回っているようでした。

その後トンボ帰りで京都にもどり、また忙しい日々でしたが、
半日だけ時間が空き、その日がちょうど葵祭りでしたので、
思い切っていって参りました。
ほんとに短い時間でしたが、古都の雅に触れることができました。

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続 初夏の便り 

 

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初夏の便りの続きです。

昨日は見事な五月晴れに誘われて、
京都の反対側、南の城南宮へいって参りました。
ここは、花好きだった祖母が昔連れて行ってくれたところ。
ちょうどその時のように、新緑の中に、華やかにツツジや藤などが咲き乱れていました。

そうだった、ここを一緒に歩いたんだ、、と思い出し、
また心が浮き立つかな、、と思いきや、

逆に、優しく愛らしかった祖母の面影が次々胸に浮かび、
たまらなくなって、早々に園を後にしてしまいました。

年を重ねていくと、花が余計愛おしくなってしまうというのが
よくわかる気がします。

今日もまた たわいの無いことを書いてしまいました(^^;

今日は美しい夕日と三日月も見ることができました。

ではまた。。

初夏を迎えました

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こちら京都の山里も初夏を迎えました。水色の空、新緑、そしてピンクの花たち、、鮮やかな色に心が洗われるようです。

一番上の写真は、近くの公園。八重桜がちょうど満開を迎えていました。
2番目以降の写真は、さらに北に電車でいった綾部というところにある、ミヤマツツジで有名なお寺です。

地元のニュースで知って慌てて行ってきたのですが、まさに秘密の花園でした。

お寺の近くに池があり、そこに緑とツツジのピンクが映り込んでいます。
お寺に着いて、小さなお地蔵様たちに挨拶をしながら、ツツジの咲き乱れる小道を歩いていくと、最後、山の頂きで、優しいお顔をした仏様が待っていて下さいました。

お地蔵様を見守るように立っていた大きな椿の樹もありました。
仏様のすぐ後ろには、まるで後光のように白い山桜の花が咲き乱れていました。

しばらくたたずんで、そしてしゃがみ込んで、暖かな光と緑とピンク、鳥の鳴き声に包まれました。

ふっと心に浮かんだこともありました。

うまく言葉にできませんが、ここは聖地なんだな。。と思いました。

いつかまた、訪れてみたいと思います。

ある先生が紹介してくださった、「聖なる場所」という本にこういうくだりがありました。
「…….古い木立の中に歩み入ると、それらの木々の経験と智慧で、知りたいと思うことを何でも見いだしうる。。」

山里の桜

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先日の京都市内の華やかな桜とは異なり、今日は近くの山里に咲く桜をご紹介いたします。

学校に行く途中に見える桜たちを写真におさめたくて、一昨日、がんばって
片道一時間半あまり、自転車をこいで行きました。

河に映る老木の桜や、田んぼの向こうに咲く桜は、
素朴だけれど、特別な美しさと存在感をもっています。
樹の性格や気持ちが、なんとなーく伝わってくる様な感じもします。

今年もまた会えたという嬉しさと、いつまでこの景色がつづいていくのかな、、
という若干の不安で、余計に樹へのいとおしさがわいてきます。

最後の写真は、電車から見た保津峡辺りの風景です。
山陰線に乗るときの私の一番の楽しみです。
川縁を桃色の桜が彩っていました。

昔はここを蒸気機関車が通っていました。(って年がばれますが。。笑)
その頃は、ゆっくりゆっくり走って、線路際の草花も眺められたし、
各駅停車で、美しい保津峡を満喫することができました。
(すごい時間かかって大変でしたが。。)

今日は、京都の山里の春の景色をお届けいたしました。

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急に温かくなり、各地で桜が咲き始めましたね。
ここ京都でも、数日前まで蕾だった桜が一斉に満開を迎えています。

上の2つの写真は、渉成園という、東本願寺の別邸にある庭園です。
真っ先に見頃を迎えました。数日前です。

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下の写真は、御所の近衛邸跡の桜と、本満寺の桜です。
どちらも枝垂れ桜が見事ですね。。

これは昨日4月4日のことでした。

お参りに京都市内のあるお寺を訪れたところ、すぐ近くで、思いがけず満開になっていて、慌てて撮りました。

ここまで見事に咲くと、神々しくて、圧倒されます。

昨年もちょうど法事のときに、満開を迎えていて、
感動しながら見上げたことを覚えています。

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私が住んでいるところは、もっと北の山里ですので、
今はまだ桜たちは蕾のままですが、
ぷっくりと膨らんで濃いピンク色になっているものもありますので、
そろそろ咲き始めると思います。

京都の町中の華やかさとは違い、山の緑を背景に咲く清楚な姿は、
これもまた心が奪われるような美しさです。

なかなか写真には収めにくいのですが、今度撮れましたら
またアップさせていただきますね。