初夏の薫り

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またご無沙汰いたしました。

春の鎌倉のことも書けないまま、慌ただしく日が過ぎてしまいました。

すでに初夏も終わろうとしていますが、
こちらの爽やかな空気をお伝えしたく、写真をあげさせて頂きます。

久しぶりに学校までの二時間弱の距離を、自転車をこいでみました。
美しい景色を撮るために。

一枚目は、河に古く赤茶けた鉄橋?がかかり、そこにちょうど電車が通った写真です。

二枚目の写真、この河の水は、晴れの日はこのように青い空を映し、
雨の前後には、この河から霧のようなものが昇り立つのをよく見かけます。
とても神秘的な光景です。

三枚目は、学校の校庭にある栴檀の大木に咲いた、紫色の花です。
この木のだいぶ離れたところにも、花の甘い香りが漂ってきます。
晴れた日に風にのって薫りが流れてくるときもあれば、
雨の後、湿気と共に濃い薫りがたちこめているときもあります。

こんな贅沢な環境で学べるのは、至上の喜びですが、
自然が豊かなことは、自然の厳しさにも出会うことでもあり、
冬の雪には、何度か泣かされましたし、
夏の暑さは、半端ないです。
農家の方々は本当に大変です。

鎌倉の包み込むような自然の豊かさとはまた違い、
凛とした厳しさもあるこの自然ですが、
その秘かな美しさに、心を打たれることも度々です。

大学は4年に入り、
病院実習や鍼灸の実習がつづき、
これまでとは違う緊張感と自分の未熟さを感じる毎日です。

鍼灸の奥深さも徐々にわかってくると同時に、
気功やアロマなどとどのように組み合わせていけるか、
また卒業後のことを、日々考えております。

まだほとんど具体的なことができていませんが、
皆様がお元気で毎日過ごされていますようにと
遠く京都より願っています。