八十八夜

連休に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。。

ブログを長くご無沙汰してしまいました。
また私ごとで恐縮ですが、今年も近しい者を天に見送る春となりました。
そのため、この春は度々鎌倉に帰っておりますが、気功のレッスンやアロマは
申し訳ありませんが、お休みさせて頂きます。
夏8月の開催を考えておりますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

といっても、少し一息ついた今日、
思い切って滋賀県に行って参りました。
八十八夜にあたる今日、滋賀県の坂本というところで、お茶の神事が行われました。
坂本には、平安時代に最澄が茶の実を持ち帰って日本に初めて播いたという茶園があり、
そこで茶の新芽を摘み、参道を歩いて日吉大社へ、その茶を捧げる儀式でした。

私が鎌倉で煎茶道を教えて頂いた黄檗売茶流の唐木岱仙人先生や、中井霜仙先生などが主宰され、幸運にもこの度参加させて頂くことになりました。

茶の新芽のみずみずしい緑、五月を迎えた日吉大社は新緑に萌え、
澄み渡る青空、そして琵琶湖を見下ろす丘には、清々しい風がそよいでいました。

祝詞を唱える宮司様の声が、時々不思議な響きを帯びて、
こうして祈りと捧げ物が天に届けられるのかな。。と思いました。

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心の落ち込むこともあったこの春でしたが、
今日の一日が、心を清らかに鎮めてくれたような気がします。

明日からまた鎌倉に参りますが、5日にはまた京都にトンボ帰りです。
また皆様にゆっくりとお目にかかれるときを待ちたいと思います。

最後に、京都の山里の風景、河をおよぐたくさんの鯉です。

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