今日は立春ですね。
ここ京都の山里でも梅の花が咲き始めました。
(年末から咲いていた鎌倉とはずいぶんちがいますね。。)
節分の昨日は、ようやく自由な時間ができ、久しぶりに
鞍馬寺に参ってきました。
雪の降る中、険しい山道を昇るうち、途中由岐神社に。
大杉が3本そびえる霊験あらたかな神社。
鞍馬の火祭の起源でもあり、御祭神は、医薬の祖神とのこと。
そして、ようやく本殿にたどり着くと、
厚い雲が切れて、青空が広がり、まぶしいほどの光が降り注いできました。
(前回も同様でした)
本殿の前の六芒星の上に立ち、その光を一杯に浴びました。
また今週末から、京都の近大美術館で、染織家の志村ふくみさんの個展が開かれ
いって参りました。
梅の木で絹を染めた作品、”薫梅”は、ほんとうに梅の香りが漂ってくるようでしたし、
桜の樹で染めた”常寂光寺の桜”は、そこに桜の老木が立っているかのような強い存在感で、
時を忘れて立ち止まってしまいました。
恥ずかしながら、以前染織を少しだけ学んだことがあり、
その想いがまたわき上がってきてしまいそうでした。
いつか、植物に囲まれて、染織や、薬草治療、東洋医学を
手がける生活ができたら、、という夢をまた描いてしまいました。
最後の写真は、相国寺養源院さんの毘沙門天 特別公開の様子。
いつもお参りしてるお寺ですが、
今回、特別公開ということで改めてゆっくり拝見してまいりました。
詳しくは京の冬の旅のパンフにも載っています。
2月の冬はまだ寒いですが、静かに旅ができるよい季節です。
そろそろ北野天満宮の梅も満開になるでしょう。
関西方面にいらっしゃることがあったらぜひ。
私は、ようやく京都での一年の学びが終わりました。
その振り返りはまた別の機会に。
今日もとりとめもないお話で失礼いたしました。
それではまた。