フィギュアスケート、
ショート、フリーともに素晴らしい闘いでした。
羽生選手は怪我の孤独で苦しい闘いを勝ち抜いての結果でした。
清らかな笑顔と溢れる涙が、忘れられません。
去年、羽生君と昌磨君の演技を眼の前でみたとき、
昌磨くんの躍動感と熱いエネルギーに感動しましたが、
羽生君には、本来の輝きが見られず、焦りと堅さに支配されているようでした。
怪我は本当に大変なことだったと思いますが、
この3ヶ月、一人で自分の心身と向き合う中で、
彼の心が大きくシフトし、昇華されていったのではと思います。
彼はインタビューの中で、
この四年間、いろいろなものを捨ててきた。
この金メダルだけに人生をかけてきた。
といっていました。
どれほどの悲しみや孤独に耐え抜いてきたのでしょう。
そして今は本当に幸せだとも言っていました。
恥ずかしながら、私は
ちょうど4年前、羽生君がソチで金メダルを取った日の朝
人生で一番哀しいことが起こりました。
何度も転びながら、立ち上がって滑り続けた彼の姿に
私も立ち上がる力をもらいました。
そしてその後もいろいろなことがありましたが、
羽生選手が大けがから復活する姿にまた勇気をもらったりしました。
あと一週間後、この4年を集大成する試験があります。
今できることをやりきった羽生くんに
少しでも近づけるよう、がんばりたいと思います。
いつも以上に、完全に自分の独り言で 大変失礼いたしました。(_ _)