宇宙と生物の神秘

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ハート好塩基球

大それたタイトルになってしまいましたが、

上の写真は先日の米国の皆既日食の写真。
徹夜でレポートと格闘していて、ふとCNN見たらちょうど生中継をしていました。
日蝕の始まる瞬間から、暗闇が徐々に空けてきて美しい”夜明け”に変わるまでを、
私も心躍る思いで眺めました。

米国中の人たちが、興奮してこの宇宙の神秘を一緒に眺めている様子は、
感動的でした。まさに分裂に悩む米国が再びUniteしたような歴史的な瞬間でした。

私は昔、フランスを西から東に電車に乗って横断したとき、偶然なのですが、
ちょうど皆既日食のルートに沿って移動したことがありました。
移動中もまだそのことに気づかず、
憧れのナンシー派美術館に着いたとたん、辺りが暗くなり始め、
皆既日食が始まったのでした。

オレンジの夕焼けのような空が、次第に碧に変わり、星がまたたき始め、
やがて、ほとんど夜のような闇が訪れ、その中に、神々しい光の輪をまとった黒い太陽が現れました。

オーララー〜!と騒いでいたフランス人たちも、その美しく神秘的な姿に、しばし言葉を失っていました。

やがて、地平線が少しずつ紅くそまり始め、赤からブルーのグラデーションが、やがてオレンジに変わり、ダイヤモンドリングを経て、太陽が再び光を取り戻し、鳥の鳴き声と共に”夜明け”が訪れました。

まさに宇宙の神秘としかいいようのない風景でした。

日本でもあと二十年近くたったら、皆既日食を見られる機会が訪れるそうですね。
またあの感動を体験できるでしょうか。。

下の写真は、昨日、学校の実習で顕微鏡の向こうにいた、ハートの好塩基球♡です。
好塩基球(という白血球の一種)は、数が少なく、見つけにくいのですが、
実習の最後にやっと遭遇。それもこんな可愛い♡でした。

宇宙の神秘は壮大ですが、微生物の世界もまた神秘的で感動に充ちています。
私はまだまだその入り口しか知りませんが、これからもっと、生物の奥深い世界を学んでいきたいと思っています。

今日も雑談になってしまいました。それではまた。